今回はくるくるドライヤーの電磁波を測定します。
測定するのはパナソニック製のくるくるドライヤーナノケアで品番はEHKN0GAです。
持ち手部分、モーター部分、ヘッド部分の3か所に電磁波測定器を密着させて測定しました。
過去に低電磁波ドライヤーも測定しております。興味のある方は下記の記事もご覧ください。
参考記事:低電磁波ドライヤーは本当に低電磁波なのか調べてみた
使用する電磁波測定器はトリフィールドメーターTF2です。
測定モードは以下のとおり加重モード(Weighted)の磁場(MAG)を使用します。
測定モードについて詳しくお知りになりたい方は下記の記事にてご確認ください。
参考記事:トリフィールドメーターTF2のレビュー
測定結果はいかに
持ち手部分
まずは持ち手部分からです。
ドライヤーにはSETとDRYがありますが、単純に弱と強ということです。
SET(弱)では49.7mG、DRY(強)では62.6mGとやはりドライヤーのモーターは強力ですね。
モーター部分
膨らんだ部分にモーターが入っています。当然、上の数値よりも高くなると予想されます。
やはり100mG越えでした。
トリフィールドメーターTF2の測定最大レンジは100mGなのでそれを超えると下のようなエラーが表示されます。
SET(弱)で100mG以上なのでDRY(強)でも当然エラー(100mG以上)でした。
「100mG以上でした」で終わっているようでは、電磁波測定隊の名がすたるので100mG以上でも測定可能な電磁波測定器にて再測定。
125.6mGでした。
ヘッド部分
ヘッド部分と言うのかよく分かりませんが、頭にあたるくるくるする部分です。
SET(弱)では2.7mG、DRY(強)では3.6mGと劇的にダウンしました。
モーター部分から約25cm離れているので激減です。
電磁波は距離の2乗に反比例するので発生源から少し離れるだけで激減するのです。
くるくるドライヤー電磁波測定のまとめ
家電製品の中でもやはりドライヤーは高い数値が出ます。
ヘッド部分は比較的低い数値でしたが、モーターに近い部分はかなり高い電磁波が出ていることが分かりました。
薄毛になってきた筆者はドライヤーで髪を乾かすのは2分ぐらいで済みますが 、髪の長い女性はどうしてもドライヤーの使用時間が長くなるので、タオルドライを徹底する等で出来るだけドライヤーの時間を少なくするほうが良いかも知れません。スマホを見ながら長時間ドライヤーを使用するのはNGでしょう。電気代も上がってますし、思い切ってショートカットとかどうですか?