夏の街を歩いていると、ハンディファン(携帯扇風機)を使っている人をよく見かけるようになった。
外出先や移動中でもすぐに取り出して涼を取ることが出来る便利なアイテムだが、モーターからの電磁波が気になるところ。
今回はハンディファンの電磁波を測定しましょう。
測定するハンディファン
ちなみに執筆時点での最新は【2024年モデル】です、購入される場合は新しいほうが良いでしょう。
本機の詳細についてはリンク先にてご確認ください。
ハンディファンの中では比較的高額なほうですが、風力モードが5段階で2枚のファンで風が集まるそうです。
過去に扇風機の電磁波も測定していますので据え置き型扇風機の電磁波については下の記事をご覧ください。
関連記事:扇風機からどれぐらい離れれば電磁波の影響は無くなるかを検証
使用する電磁波測定器
トリフィールドメーターTF2にて測定します。
参考記事:トリフィールドメーターTF2のレビュー
どれくらい離れれば電磁波の影響は無くなるのか!?
ファンから顔までの距離を想定して、10cm、20cm、30cmの距離で低周波磁場の電磁波を測定しましたので結果をご覧ください。
10cm
ファンから10cmの距離で3.7mGでした
20cm
ファンから20cmの距離で0.8mGでした
30cm
ファンから30cmの距離で0.3mGでした
今回測定した場所の電磁波環境は0.2mGなので30cm以上離れれば、顔や頭部への影響は無くなると言えそうです。
それでは持ち手部分の電磁波は?
ドライヤーもそうですが、手で持つ部分は電磁波の数値が高くなります。
今回も持ち手部分の電磁波も測定してみましょう。
このファンディファンは風量の調整が5段階となっていますので、それぞれ測定した結果は下のとおりです。
リズム(最小):0.2mG
弱:9.7mG
中:14.3mG
強:51.5mG
ターボ:100mG以上
風量を強くすると当然、測定結果も高くなりますが、最強のターボにした場合の持ち手部分の電磁波は100mG以上でした。
まとめ
ファンディファンを使用する際には30cm以上離せば顔や頭部への影響はほとんど無くなりましたが、持ち手部分の電磁波は風量が強くするに連れて高くなり、最強にした場合には100mGを超えるほどになってしまいました。
以上、最後までご覧頂きありがとうございました。(^^)/
追記
最新の2024年モデルを見ていたら、ヘッド部分が折れ曲がるようになったようで以下の写真のような使い方が出来るとのアピールがあった。
こっ、この使い方は今回の測定結果からしても胸の部分にかなり電磁波の影響がありそうだ。
そういえば、両手を使わずに首にかけるネックファンという物も最近売れているようだ。
ネックファンはまだ入手していないので次回の測定候補としたいと思います。
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