扇風機からどれぐらい離れれば電磁波の影響は無くなるかを検証

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また、今年も扇風機を出す季節になってきた。子供の頃は扇風機の前に顔を近づけて「ワレワレハ宇宙人ダ!」と遊んだ記憶のある方も多いだろうが、エアコンが当たり前になった今の子供たちはもうそんな遊びもしないのだろうか。そこで今回は、扇風機からはどれくらいの電磁波が出ているのかを調べてみた。どれくらい離れれば電磁波の影響は無くなるのか?宇宙人の声で遊んでも大丈夫なのか?を検証してみた。

測定用の扇風機について

元気な頃のシャープ製PJ-G3LLという機種です。調べてみると発売は1996年なので20年以上前の製品です。次々と討ち死にする扇風機たちの中で軌跡的に毎夏戦い続ける可愛いやつです。ファジーと言う言葉流行った頃で、1/fゆらぎボタンも付いてますが、今回は弱、中、強の3パターンでの変化も確認したいと思います。

使用する電磁波測定器について

今回はトリフィールドメーターを使用しました。詳細については「我ら電磁波測定隊が使用する電磁波測定器の紹介」をご覧ください。

実験結果

前面の電磁波

密着状態の前面の弱(風力1)、中(風力2)、強(風力3)の違いを確認します。
0~3mGを測定する詳細モードなので真ん中の目盛りを読取ります。
あれれ!? 風力(電力)が上がってるのに電磁場は低くなってます。風力調整程度の差は電磁場にとっては微々たるものなので数値差も出ないのかも知れません。
ほぼ変わり無いということなので、弱、中、強によって電磁波の強度は変わらないと言っていいと思います。

背面の電磁波

次に背面の電磁波を測定します。上の写真と比較して測定器の回転つまみの違いに注目してください。前面からの電磁波は弱いので0~3mGを測定する詳細モードで測定しましたが、詳細モードのまま背面を測定すると完全に針が振り切れてしまうので0~100mGの測定が可能なおおまかモードに変更しています。数字の読み取りも一番上の数字を読取ります。やはり風力が上がっているのに電磁場は下がってます。モーターのすぐ近くになるので当然前面と比べると約4倍ぐらいになっているのが確認出来ます。

側面からの電磁波

ついでなので側面(真横)からの電磁波も測定しておきます。
これはすごいです。背面よりもはるかに高くなってます。後ろ側は筐体によって、若干のスペースがあるが、横はモーターに近いせいでしょうか、背面の4~5倍の電磁場ですね。

どれぐらい離れて涼めば安心なのか?

扇風機をかけて後ろや真横にポジションする人は居ないでしょうから、前面からどれくらい離れれば電磁波の影響は無くなるのでしょうか。前面からの距離を10cm,20cm,30cm,40cm,50cmでそれぞれ測定してみました。高さにずれが出ないように高さ約30cmのボックスの上に乗せて測定しました。
写真は30cmまでしか掲載していませんが40cmも50cmも0.2mGだったので30cm以上離れれば影響は無くなるということが言えます。

まとめ

扇風機の背面や側面は電磁場の数値は高い(特に側面は高い)ので、長時間その位置に居ることは避けたほうが良さそうだ。しかし、扇風機で涼むのにわざわざ後ろや横に位置する人はあまりいないと思うので、普通に涼むには30cm以上離れれば特に問題は無さそう。宇宙人の声で遊ぶ場合は30cm離れれば大丈夫だが、声が宇宙人ぽく無くなるなら短時間なら密着しても良いだろう。(それほど長時間遊べる遊びでも無い^^;)

 

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