イケてる男には程遠い我が電磁波測定隊でもヒゲのケアには気を使う。男性にとっては毎日のケアが欠かせないひげ剃り。カミソリ派と電気シェーバー派に別れる訳だが、気になるのは電気シェーバーの電磁波の影響だ。そこで今回は電気シェーバーの電磁波を調べてみた。
測定した電気シェーバーについて
当方はヒゲ親父の為、いずれもヒゲトリマーのバリカン型のシェーバーとなりますが、構造的には通常の電気シェーバーと同じなので電磁波の数値に大差は無いものと思われる。充電式と乾電池式の2種類を所有しているのでそれぞれを調べてみた。
乾電池式
メーカー:パナソニック
品番:ER2403P
電源方式:アルカリ乾電池 別(単4×2個)
充電式
メーカー:パナソニック
品番:ER206
電源方式:充電交流式(ニッケル水素)
使用した測定器について
今回もデジタル表が可能な「AC MILLIGAUSS METER MODEL UHS」を使用。あご周りを中心に実際の動作を想定して、電磁波測定器の回りを動かしながら測定した。この測定器はセンサーが上部に3つある3軸センサーなので、当然、真上での数値は最大になるが、移動による数値の変化が分かりやすいように動画撮影しましたのでご覧ください。
測定結果
今回測定した乾電池式は単4×2個なので2.4Vと小電力ですが、最大で10mG弱でした。充電式は定格容量5VAと乾電池式と比べると圧倒的にパワーがあるので最大で25mG程度で、より肌に密着させた状態では38mGが最大値となりました。
結論
電磁波の人体への影響は「時間×強度」となるので、乾電池式の弱いシェーバーで長時間かけるのも充電式のパワーのあるシェーバーで短時間で済ますのは同じことになる。今回は強度で約3倍程度の違いがあったので、乾電池式でも充電式の3倍の時間をかければ同じ影響力になるとも考えられる。今回は比較的安価なシェーバーで測定したが、ハイパワーの高級機種になると今回の最大値38mGは軽く超えると想定される。いずれにしても頭部回りで使用するものなので、出来るだけ短時間で済ませたほうが良さそうだ。気になる方は電気シェーバーは緊急用として、通常はカミソリを使用するようにしたほうが良さそうだ。