マッサージチェアとハンディマッサージャーの電磁波を測定したら驚いた

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マッサージチェアの家庭への普及率は約20%だそうだが、我が家では10年ほど前に思い切って購入したマッサージチェアが現役で頑張っている。今回はそのマッサージチェアの電磁波を測定してみた。また、それに加えてマッサージ絡みで凝ったところに直接あてるハンディマッサージャーの電磁波も測定してみた。製造メーカーのことを忖度してオープンにすることを一瞬躊躇したが、電磁波測定隊のミッションでもあるので公開することにした。

測定用のマッサージチェアとハンディマッサージャーについて

マッサージチェア

メーカー:サンヨー
品番:HEC-A1000
消費電力:115W
発売日:2005年 3月 1日

ハンディマッサージャー

メーカー:ツインバード
品番:EM-2518型
品名:パワートントンS
消費電力:11W
発売日:1996年5月1日

使用した電磁波測定器について

今回は最大測定値1999mG(ミリガウス)まで測定可能なAC MILLIGAUSS METER MODEL UHFを利用。いつも使うトリフィールドメーターは最大100mGまでしか測定出来ないので今回はMODEL UHFの出番となった。この測定機器の詳細については我ら電磁波測定隊が使用する電磁波測定器の紹介をご覧ください。

マッサージチェアの測定結果

まずはマッサージチェアを測定します。10年以上使っていて電磁波測定するのは初めてです。数値が高かったどうしよう。ドキドキしながら測定しました。まずは動画をご覧ください。

結果的には2mG~7mGといったところだった。頭部付近も測定したが、頭部までモミ玉は来ないので、運転中も2~3mG程度で推移していた。この数値が高いのか、低いのかは各自の判断に委ねるとして、自分的には長時間使い続ける訳でもないし、居眠りしても15分で自動的に切れるので、この数値程度なら許容範囲内と言える。ただ、主電源を入れるだけで0.3mG→1.8mGと1.5mG程アップしたので、単なる椅子として使用することがある場合、使用しない時は主電源を切っておくほうが良いと思われます。

ハンディマッサージャーの測定結果

続いてハンディマッサージャーの電磁波を測定します。マッサージチェアよりさらに10年程古い物で、今は全く使っていませんが、押し入れから引っ張り出してきました。切り替えは「タタキ」と「振動」の2種類で、「タタキ」はトントンとかなり強力に叩かれてる感じです。それでは動画をご覧ください。驚きの結果となりました。

これは酷いですね。この数値だけを見ればさすがに2度と使いたくありません。この機器だけが特別高いのか、他のハンディマッサージャーも同じようなものなのかは分かりませんが、「タタキ」で100mG超、「振動」で1400mG台という驚きの数値が出ました。

結論

今回の測定実験に限って言うと、マッサージチェアはまだ良いがハンディマッサージャーは相当やばいということになります。良い風に解釈すればマッサージと同時に低周波治療も出来ていると言えなくも無いが、低周波治療器とはシステムが違うのでやはりシャレにならないだろう。11W程度のハンディマッサージャーがどうしてここまで強烈な電磁波を照射しているのか疑問が残る。測定器側で何か誤作動を起こしているのだろうか。理由がお分かりの方がおられましたら是非教えていただきたいです。

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