携帯電話の電磁波を測定した結果からアドバイスします

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今となっては骨董品のような扱いをうけているガラケーだが、スマホとの2台持ちの私はまだ持っている。待ち受け時間が長いから便利なのだ。今回はガラケーの電磁波(マイクロ波)を待受中、発着信時、コール中、通話中の場面を想定して動画撮影した。そして、測定結果を検証してみて携帯電話からの電磁波の影響を減らすための注意点が見えてきた。


1.待受中の電磁波

“携帯電話は待受中も基地局との通信を行っているので、待受中も要注意だ。”と聞いたことはあったのだが、実際に待受中を測定してみると約0.002μW/cm2と通常の環境とほぼ変わらなかった。

Wi-fi電波を拾っているのかと思い、試しに携帯を全然違う場所に持っていってみたがやはり変わらなかった。
昔のケータイは待ち受け時間も短く、通話中もよく切れたりしていた。その頃のケータイは今のケータイと比較すると出力が相当高かったはずだ。
今のガラケーは電池が良くなったこともあるが、端末の省電力化や通信技術の向上で1週間以上は充電不要だ。そのような理由で待受中の電磁波も微々たるものになったのかも知れない。

2.発着信時の電磁波

詳しくは動画を見ていただければと思うが、やはり発信時、着信時、終話時の要するに電波がつながる時と切れるときに電磁波強度は強くなることが確認できた。

発信ボタンと終了ボタンを押す前後は身体からなるべく離すというクセをつけておけば良さそうだ。今回の実験では発信時の19.324μW/cm2が最高記録だった。

3.コール中、通話中の電磁波

コール中、通話中はほぼ0.1~0.2μW/cm2の間で推移した。発着信時に比べると低く感じるが、それでも待ち受け時と比べると100倍もあるわけだし、通話中はずっとこの数値を浴び続けることを考えれば、長時間の通話は発着信時の影響どころではなさそうだ。

やはりイヤホンマイクを使用して端末と頭部は離したほうが良いかも知れない。

実験動画でご確認ください(1.5倍速 2:38)

実験結果から「待受中の電磁波」、「発着信時の電磁波」、「コール中、通話中の電磁波」と記載致しましたが、お時間のある方は実際の実験動画にてご確認ください。

まとめ

待ち受け時

電磁波は超微弱なので問題なさそうに思うが、アップルのホームページには“iPhoneを持ち運ぶときは、曝露レベルが検査時レベル以下になるように、人体から5mm以上離してください”の記載があるのだ。今回はガラケーなのでちょっと違うかも知れないが、念のため胸ポケットや尻ポケットに直接入れるよりはバッグに入れる等、身体に密着しないような持ち運び方が良いだろう。

発着信時

発着信時に通話ボタンを押す瞬間や、終了ボタンを押す時は身体から離すということだ、今回の測定動画からも数値の変化を注意深く見てみると、押す瞬間と言うよりは若干のタイムラグがあるような気もするので、ボタンを押す前後2,3秒は体から離した状態にするほうが良いだろう。

通話中

通話中は言うまでもなくイヤホンマイクだ。ところがこれが癖にならないとなかなか面倒なのだ。かける時はまだしも着信時は相手を待たせると悪いという意識からついついそのまま出てしまう。また、そんな時に限って長電話になってしまったりもする。イヤホンマイクを持ち歩くのも面倒だし、携帯電話機本体にイヤホンマイクが収納できるような機種があればいいのだが。

ここでの実験はあくまでも素人測定なので、所有している携帯電話の電磁波強度を確認したい場合はメーカー各社が開示しているSAR値(比吸収率)を参考にされるのが良いだろう。
SAR値とは人体が電波にさらされることによって単位質量の組織に単位時間に吸収されるエネルギー量のことで、日本国内では総務省令で携帯電話などの機器に対して「局所SARが2W/kgの許容値を超えないこと」が義務付けられている。

携帯電磁波レポートでは携帯電話やスマートフォンの機種別SAR値を一覧にしているので、他機種と比較して自分の機種が電磁波の吸収率が高いのか低のかがすぐに分かる。一度ご自分の機種のSAR値を確認してみてはいかがだろう。


今回利用したマイクロ波専用の電磁波測定器TM-195の詳細と購入についてはこちら
1週間レンタルもやってまーす。

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by macco